℃ute
このページのタイトルは「℃ute」となっていますが、正しくは「℃-ute」です。
℃-ute(きゅーと)は女性アイドルグループ。
イントネーションは「キュ↑ート」のような頭高型ではなく、平板なアクセントで発音する。
イメージとしては「キュ↓ート」のようなアクセント。
℃-uteメンバーやファンはこの発音にこだわりを持っている。
概要 †
当時で15名いたハロー!プロジェクト・キッズ(現在で言うところのハロプロ研修生)のうち、Berryz工房としてデビューした8名を除いた7名で℃-uteとしてデビューした。
グループ名はプロデューサーのつんく♂が命名した。
「かわいい」という意味のCuteとメンバーのみなぎる情熱の体温をなんとなく表現したくて、「C」 を「℃」としたようだ。
ハロプロのグループの中では比較的女ヲタが多いといわれている。
現メンバー †
矢島舞美(エピソード)
中島早貴(エピソード)
鈴木愛理(エピソード)
岡井千聖(エピソード)
萩原舞(エピソード)
過去のメンバー †
村上愛(エピソード)
有原栞菜(エピソード)
梅田えりか(エピソード)
歴代リーダー †
結成からしばらくの間、リーダーを明確に発表することはなかった。
2006年1月2日に行われたハロプロのコンサートで他のグループのリーダーと共に矢島舞美がMCとして出演したことで、矢島がリーダーであることが明らかになった。
歴代 | 名前 | 期間 | 日数 |
初代 | 矢島舞美 | 2006年1月2日 〜 現在 |
歴史 †
2004年 誕生前
2004年1月に当時15名のハロプロキッズの中から8名が選抜されてBerryz工房がデビュー。
結成当初はメンバーが入れ替わっていくことが示唆されていたが、実際にはメンバー変更はなかった。
残った7人のメンバーはハロコンなどで活動するもののグループとしての所属はなく、いわば飼い殺しのような状況が続いた。
当時のこの状況について、後にメンバー全員が「悔しかった」と心情を吐露している。
2005年 ℃-uteデビュー
2005年6月11日に開催された安倍なつみのソロコンサートでBerryz工房以外の7人のメンバーがゲスト参加し、つんく♂から「℃-ute」というグループ名を命名された。
この日が℃-uteの結成日となった。
2006年 インディーズCDでデビュー
1月2日のハロコンで有原栞菜の加入が発表された。
5月6日、インディーズで「まっさらブルージーンズ」をリリースし、デビュー。
その後さらに3枚インディーズでリリース(「即 抱きしめて」、「大きな愛でもてなして」、「わっきゃない(Z)」)した。
当時、萩原舞は大きなサングラスがトレードマークで、あまりに奇抜だったことや理由が一切触れられないこと、萩原がまだ小学生で一際背が低く逆に目立ってたことなどが話題となった。
11月1日、村上愛が学業専念を理由に脱退したと事務所が発表した。
2007年 メジャーデビュー
2月21日、「桜チラリ」でメジャーデビュー。
結成からメジャーデビューまで約1年8ヶ月かかった。
12月30日、第49回日本レコード大賞にて、最優秀新人賞受賞。
12月31日、第58回NHK紅白歌合戦にて、紅白歌合戦初出場。
2009年 2名の脱退・卒業
2月26日、有原栞菜の脱退が発表された。
公式発表の理由は、持病で患っていた外反母趾の治療が必要となったためとされた。実際の脱退は7月9日だが、2月末から7月9日までは治療期間として℃-uteの活動を行っていない。
だが、実際の理由はスキャンダルであると考えられている。
2008年8月にジャニーズJr.の橋本良亮との熱愛写真が「BUBKA」に報じられ熱愛が発覚し、映画を見たり、手をつないだりという写真が何枚か掲載されていた。
8月1日、追い討ちをかけるように梅田えりかの卒業が発表される。ただ、梅田はファッションモデルを目指すためという前向きな理由での卒業であった。実際の卒業は10月25日。
9月19日、「EVERYDAY 絶好調!!」がオリコンシングルデイリーランキングで、℃-ute初の1位を獲得した。
2011年 コンサートのネット配信
6月18日、よこすか芸術劇場で行われた『℃-uteコンサートツアー2011春『超!超ワンダフルツアー』』を、YouTube公式チャンネルでライブ配信した。
まだライブ配信はめずらしい手法で注目を集めた。
結束 †
Berryz工房と同様に、メンバーの追加がほとんどないままだったため、グループの結束力が高いといわれている。
メンバーが卒業や脱退で減ったとき、その結束力はより強くなったらしい。
下記はそのような様子を窺い知ることのできる雑誌のインタビュー。
インタビュアー「リーダーとして振り返ったとき、グループ最大の危機はどこでしたか?」
矢島「やっぱりメンバーがいなくなったときですね。スタジオに入って鏡を見ると、自分たちでも『人数、少なっ!』って愕然とするんですよ。その子がいなくなった分をどうやって埋めるか、みんなで話し合っていました」
インタビュアー「メンバーが欠けると、全体の士気が下がることもあるかと思います」
矢島「う〜ん、それが不思議とテンションは落ちなかったんですよね。どちらかというと逆に、『今、がんばらなくちゃ終わる!』って一致団結していったというか。誰から声をかけるわけでもなく、自然と円陣を組みましたもん。コンサート前でもないのに(笑) 5人だけしかいないスタジオで」